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【オフィスのインターネットセキュリティ対策】
会社のインターネットセキュリティ対策は、技術的な対策と人的・物理的な対策の両面から、多層的に実施することが重要です。特に、基本的な対策を徹底し、従業員のセキュリティ意識を高めることが欠かせません。
1.技術的な主要対策
外部からの脅威を防ぎ、内部の情報を守るための技術的な対策は以下の通りです。
◦ファイアウォールやIDS/IPSの導入
・ファイアウォール:不正なアクセスや通信をブロックする基本的な防御壁です。
・IDS/IPS(侵入検知システム/侵入防御システム):不審なトラフィックを監視し、より高度な攻撃や不審なパターンを検知・防御します。
◦UTM(統合脅威管理)の導入
・複数のセキュリティ機能(ファイアウォール、アンチウイルス、不正侵入防御、Webフィルタリングなど)を一つに統合した製品で、中小企業でも効率的に対策を行えます。
◦ウイルス対策ソフト・セキュリティシステムの導入
・すべてのデバイスに導入し、常にパターンファイルを最新の状態に更新します。
◦OS・ソフトウェアの最新化
・OSやアプリケーションの脆弱性を修正するため、アップデート通知が来たら速やかに適用し、常に最新の状態を保ちます。
◦データのバックアップ
・ランサムウェア攻撃や機器の故障に備え、業務に関する重要なデータを定期的にバックアップし、リカバリーできる体制を整えます。
2.アクセス管理と認証の強化
情報漏洩を防ぐためのアクセス管理の強化策です。
◦強固なパスワード設定と多要素認証の導入
・パスワードは複雑(英大文字・小文字、数字、記号を混ぜる)で長いもの(12桁以上が推奨)を設定します。
・パスワードの使い回しを禁止します。
・多要素認証(MFA)を導入し、パスワード以外の認証要素(スマートフォン、生体認証など)も利用することで、不正アクセスを防ぎます。
◦アクセス制御・権限管理
・重要データへのアクセス権限を設け、業務上必要最小限の社員のみに限定します。
◦VPNの活用
・社外から社内ネットワークに安全にアクセスできるようにするため、VPN(仮想プライベートネットワーク)を活用します。
3.人的・物理的な対策とルール整備
技術的な対策だけでは防げないリスクに対処するため、社員の意識向上とルールの徹底が必要です。
◦従業員のセキュリティ教育・リテラシー向上
・不審なメール(標的型攻撃メール)の対処法、パスワード管理の重要性、情報漏洩のリスクなどについて、定期的な研修や訓練を実施し、セキュリティ意識を向上させます。
◦外部記憶媒体(USBメモリなど)の利用制限
・情報漏洩やウイルス感染のリスクがあるため、外部記憶媒体の利用を制限・禁止するか、利用に関する厳格なルールを定めます。
◦ネットワーク機器・PCの物理的対策
・入退室管理、防犯カメラの設置、PCの盗難防止対策など、オフィス全体の物理的なセキュリティも強化します。
これらの対策を組み合わせることで、オフィスにおけるインターネットセキュリティリスクを大幅に低減することができます。
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